
企業再建支援
赤字や債務超過など、経営状況の厳しい中小企業の皆様に対し、再建・経営改善のための支援を行っております。事業の再構築や財務面の立て直しはもちろん、経営者の不安や葛藤に寄り添いながら、持続可能な再生プランをともに構築してまいりました。
CASE STUDY 実際の事例1
卸売業者様の話
<資本性ローン・協調融資>
卸売業者様の資金調達のご支援をしました。経営改善計画書を策定するにあたり、中小企業活性化協議会の補助金利用をご提案。事業者様とともにつくり上げました。
また、メイン銀行単独ではなく、日本政策金融公庫からは、資本性ローンを借り入れるという、協調融資のスキームを組みました。経営改善計画書による今後の改善見通しと協調融資による資金調達、資本性ローンによる資金繰り緩和効果が認められ、メイン銀行、日本政策金融公庫から資金調達ができました。
資金繰りが安定した中で、経営者様の営業努力が実を結び、業績は大幅に改善。経営者様からは、「気持ちの余裕が出てきた。」と感謝の言葉をいただきました。

CASE STUDY 実際の事例2
製造業者様の話
<受注先への問い合わせ・
協調融資>
メイン銀行の既存借入金のまき直しによる資金繰り改善とともに、日本政策金融公庫の新規借入金を導入する協調融資でご支援しました。
まずは事業者様と一緒に主力受注先をご訪問。事業者様の強みや、受注先から見ていかに大切な事業パートナーであるかをお話いただき、両者の強い結びつき、今後の見通しを客観的な情報として経営改善計画書に盛り込みました。説得力のある計画書ができ、メイン銀行からは、「このようなことをやってくれる人はいない。これ以上の計画書は、他の人ではできない」とお褒めの言葉をいただきました。
CASE STUDY 実際の事例3
製造業者様の話
<リスケジュール中の借入金を
正常化・ニューローン上乗せ調達>
複数の金融機関でリスケジュールの業者様で、新規借入を行うには制約がありました。
今後の見通しをまとめた経営改善計画書を各行に提出し、説明に同行。無事同意をいただき、各行それぞれが既往借入金をまとめてニューローンでまき直しを実施していただきました。
メイン銀行からは新規上乗せの融資も実行され、資金繰りが楽になるとともに、リスケジュール先から正常返済先になることで、信用格付もランクアップ。経営の自由度が高まりました。
POINT 当事務所での支援
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金融機関との関係構築・交渉支援
企業再建には、金融機関との信頼関係構築が欠かせません。当事務所では、銀行や日本政策金融公庫、保証協会などとの調整やバンクミーティングに同席。経営者とともに金融機関と直接交渉を行っています。資金繰り表や経営改善計画書の作成についても、形式的ではなく、事業の実態を反映した、実行可能性の高い内容を心がけており、専門機関や金融機関からの高い評価もいただいています。 -
伴走型サポート
単なるアドバイザーではなく、経営者の隣でともに歩む「伴走者」でありたい願っています。専門的な知識でサポートするのはもちろん、人としての誠意と温かさをもって、困難な状況に立ち向かう経営者様を全力で支えてまいります。